Open Hatch Bulker 2隻のSales&Lease Backを組成しました

オープンハッチバルカー は主にパルプ輸送を目的とした船で「高価」なガントリークレーンが搭載されています。2年ほど前になりますが、あるオープンハッチバルカー の大手船会社が経営不振になり、多くの日本船主に対して傭船料の減額や免除を要請すると言った騒動がありました。そうした歴史的背景から「オープンハッチバルカー 」と聞くと抵抗感を持つ金融機関が多い中、丁寧に説明することで1隻はリース会社、1隻は地方銀行の融資により、無事引き渡しすることができました。
この案件が最初に持ち込まれたのは4年前です。その際、船会社が要求してきた船価は大変高く、その理由の一つがまさに、搭載されているガントリークレーンでした。弊社はそれがいかに「物」として「高価」なものであっても運航キャッシュフローで説明できないものには意味がないと考え、その際は案件を謝絶しておりました。それから4年経ち前述の騒動も影響してか、ようやく弊社が納得する条件で合意できたことに「粘り勝ち」を実感しております。
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