2000年以来、旺盛な造船需要に支えられ、それまでほとんど船を建造してこなかった中国が造船業を本格的に乗り出し、世界の建造能力は飛躍的に大きくなりました。世界中の船主が銀行から安易に資金を借りて、海運史上類を見ない大量の船を投機的に発注したのです。

海運業界の未来は素晴らしいものだと誰もが信じて疑わなかった2009年
〜バブルの崩壊は突然やってきました

海運業界

まばたきの間に運賃は転げ落ち、収入が激減した船主は融資の返済ができなくなります。不良債権が山のように積み上がったヨーロッパの銀行は、ギリシャ危機から始まった自己資本規制(バーゼル3)の圧力も重なり、傘を取り上げる様に船舶から融資を引き上げていきました。

しかし

たとえ銀行がお金を出さなくても、たとえコロナウィルスが蔓延しても、海上輸送を止める事はできず、今日に至るまで世界の船は増え続けています。

いま海運業界の資金調達の世界でエクイティ(Equity) が存在感を増しています。

プライベート・エクイティーファンド(PE Fund)やインベストメントバンク(Investment Bank)といった従来からいるエクイティプレーヤー(Equity Player)だけでなく、投資家が立ち上げた船舶専門銀行や一般投資家向け船舶クラウドファンドといったまったく新しい動きも出てきています。

こういった新しい資金の出し手は、銀行が出せないような危険な融資を高い金利でやっているのでしょうか? 銀行が健全に機能している環境下では、その通りです。銀行が安易に融資できる環境にも関わらず、お金を借りられない相手はまさに危ない貸付先と言えるでしょう。

しかし、銀行が「傘を取り上げている」環境下では話は別です。

チャンス

銀行が安易に融資できなくなった今、新しい資金の出し手にとって、しっかり精査して本当に良いと思う案件だけに融資する事ができるチャンスです。また資金不足の世界では薄い利幅で価格競争する必要はありません。

そんな環境の変化(Change)をチャンス(Chance)に変えている世界のNew Finance Provider達に遅れることなく、銀行とは違う、船舶のプロによる船舶専門のファイナンス集団をこの日本に作りたい
〜そんな想いが日本マリタイム バンクです。